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SDL Passolo 2011

SDL Passolo 2011

ソフトウェアローカライザを考慮して開発

SDL Passolo 2011®は賞に輝いたソフトウェアローカリゼーションツールの最新バージョンです。 ソフトウェアローカリゼーションを行うビジュアルな環境を1つにまとめることで、グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)の翻訳がさらに迅速かつ容易になります。

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SDL Passolo 2011

新しいソフトウェアを同時に複数の市場にリリースすることは、多くの組織が抱える課題です。 厳しいリリース期日を守るため、多くのプロセスについて考慮する必要があります。 ソフトウェアをグローバル市場向けに開発するために必要とされる主なアクティビティの1つが、ローカリゼーションです。

SDL Passolo 2011は、ユーザーインターフェイスの翻訳スピードを大幅に向上させるソフトウェアローカリゼーションツールです。 使いやすく、プログラミングの経験も必要ありません。  SDL Passoloでは、スタンドアロンのアプリケーションとしてはもちろん、SDL TRADOSやSDL MultiTermといったその他のSDL製品に統合された環境でも、手動、自動を問わずローカリゼーションワークフローを大幅に最適化します。

  • プログラミングの経験が不要な、使いやすいソフトウェアローカリゼーションツール
  • これまでにないスピードで翻訳し、ソフトウェアローカリゼーションプロジェクトの完成期間を短縮
  • 詳細なQAチェック機能。プロジェクトの正確性と一貫性を向上
  • プロジェクトを完全に管理。簡単なマウス操作で過去のバージョンにアクセス
  • 最新のMicrosoftテクノロジ、ファイルフィルタ、言語に対応

SDL Passolo 2011の新機能

Microsoft.NETアドインの再設計

  • Microsoft.NET 4.0と、.NET 1.0以降の旧バージョンのすべてのFrameworkを完全にサポート
  • 診断レポートを実行して問題をすばやく分析し、分析に応じてローカリゼーションキットを調整可能  

SDL Passolo Collaboration Edition

  • アジャイル開発プロセスに関連するワークフローをサポートし、迅速化するように設計されています。 SDL Passolo Collaboration Editionでは、プロジェクトのどの部分を誰が担当しているかを把握できます。
  • ローカリゼーションチームは、カスタマーソースから翻訳者まで、全体に変更を適用することができます。 翻訳が完了するまで、バンドルを回収する必要がなくなります。

機械翻訳をサポート

  • Google翻訳、Microsoft Translator、SDL Language Weaverをサポートしています。
  • あらゆる提案訳をファジーリストに直接表示し、一括翻訳する際に、機械翻訳を使用できます。 一致する翻訳エントリはすべて、新規の可能性のあるエントリと既存の翻訳メモリからのエントリを区別してマークされます。

生産性を向上させるその他の機能

  • 変更されたテキストエントリはすぐにチェックされます。 変更がチェックされ、エラーのあるエントリに感嘆符が付くため、すべてのエラーをすばやく特定することができます。
  • プロジェクトの作業環境を保存して、保存した環境で作業を続行できます。

プロジェクトハンドリング機能の向上

  • 結合、サブプロジェクトの抽出、プロジェクトファイルの解凍、再圧縮によって、ネットワーク環境および複数ユーザー環境でのパフォーマンスが向上しました。
  • プロジェクト(SR1)をチェーン化し、別のPassoloプロジェクトをソースファイルとして使用することができます。 複数言語をチェーン化し、編集時に変更があると、対象言語で変更通知(更新)が生成されるようにすることも可能です。

将来を見越した最新のファイルフィルタを追加および拡張サポート

  • Microsoft® .NET 4.0
  • Adobe® RoboHelp®ソースとプロジェクトファイルのダイレクトローカリゼーション
  • Microsoft® WPFサポートの拡張
  • Delphi® 2009
  • Java™サポートの拡張
  • Oracle® 11データベース 

システム要件

SDL Passolo2011は、Unicodeアプリケーションとして提供されるため、Windows XP, Windows Vista, またはWindows7上でのみ利用できます。 アジア言語を含むプロジェクトには、多言語のWindows XPをお勧めします。 SDL Passolo 2011ではWindows 9xのソフトウェアもローカライズできます

特長

SDL Passoloは、専門的なソフトウェアのローカリゼーションツールです。 実行プログラム、リソースファイル、XMLベースのファイルなど、多数のソフトウェアに固有のファイル形式を直接処理することができます。 テキストの文字列は、アジア言語(Unicode)およびヘブライ語やアラビア語などの右から左へ記述される言語を含む、多数の言語に翻訳できます。

SDL Passoloは大変使い勝手がよく、ソフトウェアのローカリゼーションプロセスを最適化します。 ユーザーには時間とコストのかかるトレーニングも、プログラミングの経験も必要ありません。 ソースコードや開発者へのアクセスなしで、ソフトウェアのローカリゼーションを行うことができます。また、ソフトウェアの最終版が入手できる前にローカリゼーションを開始することもできます。

SDL Passolo 2011の主要な新機能: 

New! Microsoft.NETアドインの再設計

  • Microsoft.NET 4.0と、.NET 1.0以降の旧バージョンのすべてのFrameworkを完全にサポート
  • 診断レポートを実行して問題をすばやく分析し、分析に応じてローカリゼーションキットを調整可能  

New! SDL Passolo Collaboration Edition

  • アジャイル開発プロセスに関連するワークフローをサポートし、迅速化するように設計されています。 SDL Passolo Collaboration Editionでは、プロジェクトのどの部分を誰が担当しているかを把握できます。
  • ローカリゼーションチームは、カスタマーソースから翻訳者まで、全体に変更を適用することができます。 翻訳が完了するまで、バンドルを回収する必要がなくなります。

New! 機械翻訳をサポート

  • Google翻訳、Microsoft Translator、SDL Language Weaverをサポートしています。 
  • あらゆる提案訳をファジーリストに直接表示し、一括翻訳する際に、機械翻訳を使用できます。 一致する翻訳エントリはすべて、新規の可能性のあるエントリと既存の翻訳メモリからのエントリを区別してマークされます。

New! 生産性を向上させるその他の機能

  • 変更されたテキストエントリはすぐにチェックされます。 変更がチェックされ、エラーのあるエントリに感嘆符が付くため、すべてのエラーをすばやく特定することができます。
  • プロジェクトの作業環境を保存して、保存した環境で作業を続行できます。

New! プロジェクトハンドリング機能の向上

  • 結合、サブプロジェクトの抽出、プロジェクトファイルの解凍、再圧縮によって、ネットワーク環境および複数ユーザー環境でのパフォーマンスが向上しました。
  • プロジェクト(SR1)をチェーン化し、別のPassoloプロジェクトをソースファイルとして使用することができます。 複数言語をチェーン化し、編集時に変更があると、対象言語で変更通知(更新)が生成されるようにすることも可能です。

New! 将来を見越した最新のファイルフィルタを追加および拡張サポート

  • Microsoft® .NET 4.0
  • Adobe® RoboHelp®ソースとプロジェクトファイルの直接ローカリゼーション
  • Microsoft® WPFサポートの拡張
  • Delphi® 2009
  • Java™サポートの拡張
  • Oracle® 11データベース 

 

SDL Passolo機能リストTeamProfessionalTranslator
ローカライズ可能なファイル形式
Windows標準リソース(32ビットおよび64ビット)
バイナリファイル(EXE、DLL、OCX、SYS...)
 
Windows標準リソース(Windows 3.1などの16ビット)
バイナリファイル(EXE、DLL、SYS...)
 
Windows標準リソース
RCファイル(RC、RC2、DLG...)
 
Windows CE、Pocket PC
Windows Mobileバイナリファイル(EXE、DLL...)
 
XMLファイル
(XLIFF、TMX、Qt、MSIなどをサポート)
 
Microsoft .NETリソース(Framework 1.x ~ 3.x、WPFおよびSilverlightを含む)
バイナリファイル(EXE、DLL、サテライトアセンブリ)
リソースファイル(RESX、RESOURCE...)
1)1) 
Borland Delphi/C++ Builderバイナリファイル、Delphi 3からDelphi 2009(EXE、DLL、BPL)
( ダイアログおよびメニューエディタを含む)
1)1) 
Javaリソース(すべてのプラットフォームJ2EE、J2SEおよびJ2ME)
プロパティファイル、ソースファイル、バイナリ、プロジェクトファイル
1)1) 
Palm OSソフトウェア1)1) 
ODBCデータベースパーサー
Access、Excel、SQL Server、Oracle、MySQL、IBM DB2をサポート
1)1) 
Visual Basic 6バイナリファイル 
Visual Basic 6プロジェクト(VBP)およびフォーム(FRM)
WYSIWYGエディタおよびコードからのテキスト抽出をサポート
 
共用テキストファイルパーサー
(INI、JavaScript、Symbian、Perl、およびさまざまなファイル形式)
 
移植可能オブジェクト(PO)ファイルパーサー 
Microsoftインストーラファイルパーサー
MSIファイルの全テーブルをサポート
 
ユーザー定義のファイル形式
高度に構造化されたテキストおよびバイナリファイル
2)2) 
SDL Passolo Team Edition翻訳バンドル  
1)オプションのSDL Passoloアドイン
2)マクロコンポーネント
ローカリゼーション機能
ダイアログおよびメニューのWYSIWYGエディタ
ビットマップエディタのアイコンおよびカーソル
サードパーティエディタの統合
更新機能(レバレッジ) 
整合機能 
仮翻訳機能 
翻訳機能
多言語を使用した自動的一括翻訳
翻訳メモリテクノロジ(用語集)
簡単なナビゲーションを支援する翻訳アシスタント
繰り返しのテキスト文字列の自動翻訳
対話形式で翻訳するための高速あいまい一致テクノロジ(QuickIndex™)
部分一致の検索
SDL TRADOSおよびSDL Trados TM Serverまたはどちらか一方での直接参照
SDL MultiTermおよびSDL MultiTerm Serverまたはどちらか一方での直接参照
連携プロジェクトのサポート
その他の参照言語の表示
tickticktick
ロールバックを含む編集の全履歴
生産性を向上させる機能
テキスト文字列の検索と置換
ダイアログの構成要素のグループ化と非表示
テキスト文字列のフィルタ
翻訳リストの並べ替え
複数選択
データ交換機能
テキストファイルのエクスポート/インポート(ASCII/Unicode) 
CSVファイルのエクスポート/インポート(ASCII/Unicode) 
Microsoftの用語集およびMicrosoftの用語のインポート
SDL Passoloの用語集のエクスポート 
TMX 1.4レベル2のエクスポート 
さまざまな翻訳システム向けのXMLエクスポート/インポート 
品質保証機能
ローカリゼーションでの一般的なエラーを選択的にチェック
テキスト長のチェックとピクセル幅のチェック
用語チェック
翻訳の一貫性チェック
13言語に対応した内部スペルチェッカー
Microsoft Wordを利用したスペルチェック
プロジェクト機能
レポートと統計
翻訳バンドルの作成 
翻訳バンドルの編集 
Team Edition翻訳バンドルの作成  
Team Edition翻訳バンドルの編集  
カスタマイズと自動化機能
VBA互換マクロのランタイムエンジン
エディタおよびデバッガを備えたIDE 
OLEの自動化に対応 

エディション

SDL Passoloには複数のエディションが用意されているため、どのような規模のプロジェクトにおいても、コスト効率の高い最適なソリューションをご利用いただけます。

Professional Edition

Professional Editionは、スタンドアロンソリューションとして、中規模から大規模プロジェクトのローカリゼーションに特に適しています。 翻訳メモリシステムと用語集データベースのアドインが備わっているため、翻訳データをエクスポートすることでSDL Trados Studio 2009などの外部プログラムで利用可能になり、関連マニュアルやオンラインヘルプを翻訳できます。

統合スクリプト開発環境でも、SDL Passoloの機能の変更または追加が可能です。

Team Edition

Team Editionは、Professional Editionの機能の他に、翻訳バンドルの作成と、管理が可能になります。 翻訳バンドルは、無料のTranslator Editionを使用してローカリゼーション作業が行えます(以下参照)。 1つのTeam Editionライセンスで、ダイアログレイアウトの調整およびテストを含む、ローカリゼーションプロジェクト全体を外部翻訳者に委託できます。

Team Editionには、管理したい翻訳バンドルの数に応じて、3つのオプションがあります。 バンドル数は、5、10、または無制限を選択できます。

Collaboration Edition

このSDL Passoloの最上位バージョンは、アジャイルソフトウェア開発のワークフローをスピードアップする技術をサポートします。

このエディションによって、ローカリゼーションチームは、お客様のソースの変更を翻訳者に遅滞無く適用することができます。 情報のアップデートに伴う時間とコストの問題を解消します。

Export Managerは、ローカリゼーションのどの部分を誰が担当しているかのかについて情報を提供し、 プロジェクト全体を可視化します。

SDL Passolo Essential

SDL Passolo Essentialは最新のSDL Tradosに同梱されています。 このエディションでは、プロジェクトの作成と翻訳、さらにローカライズされたターゲットファイルの生成を行えます。

ただし、QAチェック機能や以前の翻訳コンテンツからの活用ができないなどの機能制限の他、プロジェクトごとに1つのターゲット言語のみのローカリゼーションが可能です。

Translator Edition
Translator Editionは無料のエディタです。SDLのWebサイトからダウンロードすることができます。 Team Editionで作成したバンドルを編集することができます。 ソースファイルの解析やターゲットファイルの生成はできませんが、必要なその他のすべての機能は搭載されています。

ファイル形式

SDL Passoloは、Windows標準リソースを含むプログラムをローカライズするためのツールとして開発されました。 アドイン機能により、SDL Passoloの性能は常に向上していきます。 アドイン機能は、ほとんどの主要なファイル形式について準備されています お客様は、追加のアドインを購入することも、開発、インテグレートすることも可能です。 次のファイル形式がサポートされています。

Windows 32ビットおよび64ビットバイナリ
Windows標準リソースを含むすべてのバイナリファイル(EXE、DLL、SYS、OCX) Microsoft Visual C++またはその他の開発環境で開発されたプログラムが含まれます。 Windows CEPocket PC、またはWindows Mobile向けのプログラムが含まれます。

Windows 16ビットバイナリ
Windows標準リソースを含むすべてのバイナリファイル(EXE、DLL、SYS...) 古いWindowsアプリケーションのローカリゼーションも行えます。

Windows RCファイル
すべてのリソーススクリプトファイル(RC、RC2、DLG)。 ASCIIおよびUNICODEエンコードがサポートされています。

Visual BASICバイナリファイル
Microsoft Visual BASIC 6以前のバージョンで開発されたすべてのバイナリファイル。 SDL PassoloにはVBScanが搭載されています。これは、Visual Basicフォームのインターナショナライゼーションを行うためのユーティリティです。 このユーティリティは、Visual Basicプログラムをインターナショナライゼーションする際のMicrosoftの推奨プロセスに基づいています。

XMLファイル
XMLでは、連続する形式の本文テキストや、識別子に基づくデータ形式を記述することができます。 連続する形式の本文は翻訳メモリシステムに適した作業分野ですが、SDL PassoloのXMLアドインを使用すると、IDベースのXMLドキュメントも非常に簡単に処理できます。 翻訳のためにテキストセグメントを抽出するだけではなく、翻訳したテキストを対象ドキュメントに書き込めるため、XMLアドインではメタデータの編集も可能です。 メタデータには、ローカリゼーションに関連する追加情報を提供する属性またはコメントを含めることができます。 SDL Passoloのマクロ機能と組み合わせると、XMLアドインの設定オプションによって高度な自動化を実現し、XMLベースのローカリゼーションワークフローと密接にインテグレートすることができます。

XLIFFファイル
XLIFF(XML Localisation Interchange File Format)はXMLベースのローカリゼーション業界標準形式であり、ローカリゼーション情報を交換するための拡張的な仕様を定義しています。 XLIFFの詳細についてはwww.oasis-open.orgでご確認ください。 XMLアドインとともに提供される設定ファイルを使用すると、SDL PassoloでテキストベースのXLIFFファイルを簡単に編集することができます。
SDL PassoloのVisual XLIFFコンポーネントは、XLIFF 1.1仕様に基づいてXLIFFファイルを処理できるマクロベースのパーサーです。 またこのパーサーは、WindowsリソースのXLIFFプロファイルもサポートしています。 この仕様は、XLIFFでのWindows標準リソースのマップ方法を定義しています。 この構造に従ったXLIFFファイルはSDL Passoloで編集できます。 文字列リストに加えて、ダイアログの表示や変更も可能です。

HTMLファイル
HTMLファイルのアドインを使用すると、オンラインヘルプのHTMLページやWebページを翻訳できます。 HTMLファイルに含まれるテキストは、SRX標準準拠のセグメントルールに従ってセグメント分割されます。 埋め込みタグは、テキスト入力テーブルでの翻訳中に編集できます。 WYSIWYGビューには、翻訳されたHTMLファイルが表示されます。

テキストファイル
設定可能なテキストファイルパーサーを使用すると、ほとんどすべてのテキストファイル(たとえば、ソースコードファイル、インターネットスクリプトファイル、ユーザー定義のファイル形式)からテキスト文字列を抽出してSDL Passoloで翻訳することができます。 パーサーは、さまざまな文字エンコードをサポートしています。 テキスト文字列の開始と終了を示すルールを入力して定義することができます。 単純なルールの他にも、正規表現がサポートされています。 テキストに加えて、IDとコメントを読み取ることができます。 対話形式のプレビューを使用すると、独自のファイル形式のルールを簡単に設定できます。

Microsoftインストーラファイル
MSIファイルのパーサーを使用すると、MSIファイルのすべてのテーブルからテキスト文字列を抽出してSDL Passoloで翻訳することができます。

Visual BASIC 6ファイル
SDL PassoloのVisual Basic 6用のパーサーを使用すると、1つのFRMファイルからでも、VBPファイルで参照されるすべてのFRMファイルからでも、テキスト文字列を抽出して、ローカライズすることができます。 このアドインは、表形式のテキスト文字列のローカリゼーションに加えて、ダイアログ、メニュー、およびビットマップを表示したり、処理したりするWYSIWYGエディタを提供します。 テキスト文字列に加えて、コードエリアも抽出して翻訳することができます。

移植可能オブジェクト(PO)ファイル
Linux/Unix環境のPOファイルはローカライズ可能なテキスト文字列を含んでおり、これらの文字列は国際化のためのgettextフレームワークを使用したソフトウェアから取得されます。 POファイル用のパーサーを使用すると、すべてのローカライズ可能なテキスト文字列を抽出し、SDL Passoloを使用して翻訳することができます。 POファイルに含まれる異なる複数形に対処するメカニズムがサポートされています。

SDL Passolo 2011の新たなファイルサポート

下記の最新のファイルフィルタも追加および拡張サポートしています。

  • Microsoft® .NET 4.0
  • Adobe® RoboHelp®ソースとプロジェクトファイルの直接ローカリゼーション
  • Microsoft® WPFサポートの拡張
  • Delphi® 2009
  • Java™サポートの拡張
  • Oracle® 11データベース

オプションのアドイン

オプションでファイルパーサーのアドインを使用して、SDL Passoloで直接その他の種類のリソースファイルを処理することもできます。 アドインによりSDL Passoloで次のファイル形式をローカライズすることができます。

Microsoft .NETプログラム用のアドイン
Microsoft .NETで生成されたすべてのリソースは、このアドインでローカライズできます。 バイナリファイル(EXE、サテライトDLL、およびアセンブリー)および開発(RESXおよびRESOURCE)で使用されるリソースファイルが含まれます。 表形式内のテキスト文字列のローカリゼーション以外に、このアドインは、ダイアログ、メニュー、およびビットマップを表示したり、処理したりするWYSIWYGエディタを提供します。 コントロール要素のカスタムプロパティもローカライズできます。 ダイアログ エディタによって、プライベート、パブリック、および外部継承をサポートし、サードパーティコントロールの参照が可能になり、ユーザー定義のプロパティをローカライズできます。

Borland Delphi/C++ Builderプログラム用のアドイン
すべてのプログラム用のバイナリファイル(EXE、DLL、BPL)は、Borland DelphiおよびBorland C++ Builderを使用して生成されます。 PASSOLOは、Delphi 5で使用されるマルチバイト形式およびDelphi 6用のUTF-8形式をサポートします。 表形式内のテキスト文字列のローカリゼーション以外に、このアドインは、ダイアログ、メニュー、およびビットマップを表示したり、処理したりするWYSIWYGエディタを提供します。

Javaプログラム用のアドイン
すべてのJavaプログラム(J2EEJ2SE、およびJ2ME)がサポートされています。 リソースデータ形式は、Javaソースファイルだけでなく、コンパイルされたバイナリファイル、および圧縮されたJARファイルでも処理できます。 

  • リソースプロパティファイルには、ファイル拡張子PROPERTIESが付いており、IDおよび文字列が記述されている単純なリストを含みます。
  • ListResourceBundlesは、java.util.ListResourceBundleベースまたはListResourceBundleの別のクラスから派生したJavaクラスです。 Javaアドインは、ソースファイル(JAVA)だけでなくコンパイルしたバイナリファイル(CLASS)を処理できます。
  • ArrayResourceBundlesはJavaクラスですが、設定は少し異なります。 ArrayResourceBundlesは、Inprise BorlandおよびOracleによって導入されました。 もう一度繰り返しますが、Javaアドインはソースファイルおよびコンパイルしたバイナリファイルの両方を処理できます。
  • JARファイルは、コンポーネントの配布および管理を簡素化する、圧縮形式の総合的なJavaアプリケーションです。 Javaアドインは、JARファイルに含まれているファイルからプロパティファイルおよびResourceBundlesを抽出でき、Javaの規則に準拠してJARファイルに翻訳を挿入できます。

OBDCデータベース用のアドイン
このパーサーを使用すると、異なるデータベースのコンテンツを翻訳することができます。 MS AccessMS ExcelMS SQL ServerOracleMySQL、およびIBM DB2などのOLE DBプロバイダが使用できるデータベースがサポートされています。 翻訳は、新しいレコードや異なるカラムに保存することができます。テキストは交換できます。

Palm OSソフトウェア用のアドイン
Palm OS用のパーサーを使用すると、PRCファイルからすべてのローカライズ可能なテキスト文字列を抽出し、SDL Passoloを使用してローカライズできます。 表形式のテキスト文字列の翻訳に加えて、このアドインは、ダイアログ、メニュー、およびビットマップを表示したり、処理したりするWYSIWYGエディタを提供します。

ユーザー定義のデータ形式

プロジェクトによっては、ローカライズの必要があるのに、ユーザー定義のファイル形式が一般的な標準に準拠しておらず、SDL Passoloの設定可能なパーサーで処理できないことがあります。 たとえば、高度に構造化されたテキストファイルバイナリファイルなどです。

SDL PassoloのVBA互換スクリプト言語を使用すると、お客様はこれらのファイルに対して独自のパーサーを実装できます。 統合された開発環境と多くのサンプルがあるため、トレーニングを受けたユーザーであれば、ユーザー定義のファイル形式に対して、非常に短い期間でカスタムパーサーを開発できます。 ダイアログ情報を含むファイル形式の場合、統合されたSDL Passolo標準ダイアログエディタをこれらのパーサーで利用できます。

データ互換

SDL Passoloには、インポートとエクスポートのために複数のフィルタが備わっています。 一部のフィルタはエクスポート専用です。また、エクスポートしたデータを翻訳後に再インポートできるフィルタもあります。 同時に翻訳できるように、データはモジュールや言語に応じて個別にエクスポートできます。

ASCIIテキストのエクスポート/インポート
翻訳リストはASCII形式でエクスポートして、標準的なASCIIエディタを使用して翻訳できます。

CSVエクスポート/インポート
多くのプログラムがCSVファイル形式をサポートしています。 翻訳リストは、Microsoft AccessやMicrosoft Excelなどで処理するために、CSV形式でエクスポートできます。 この場合、外部で処理した後、テキストリソースを再インポートするように、エクスポートを設定することができます。

用語集のエクスポート
用語集のエクスポートでは、SDL Passoloで使用される形式で、用語集ファイルのテキストリソースが保存されます。 これらのファイルはASCIIまたはUnicodeの標準的なエディタで編集できます。

翻訳バンドル
この形式はTeam EditionおよびProfessional Editionのみで利用できます。 翻訳バンドルは、外部での編集または処理に必要なあらゆるデータを、プロジェクトの一部として1つのファイルにパッケージ化します。 翻訳バンドルには、任意の数の翻訳リストとターゲット言語を含めることができます。 また翻訳バンドルには、会社固有の用語集、カスタマイズしたテスト機能のマクロ、Wordファイル形式の翻訳者への注意点を含めることができます。 翻訳バンドルには、メニューやダイアログのデータも含まれます。

バンドルの翻訳を行うには、翻訳者はSDL Passoloを使用する必要があります。 翻訳バンドルがTeam Editionで作成された場合、翻訳者はSDL Passoloの無料のTranslator Editionで作業を行うことができます。 翻訳バンドルは、多くの外部翻訳者が翻訳作業を行う場合に特に有効です。 各翻訳者には、1つのファイルを送信するだけで済みます。 Team Editionを使用する場合、翻訳者は無料のTranslator Editionで作業できます。

翻訳バンドルを使用すると、翻訳者はSDL Passoloの利点を最大限に利用できます。 テキストリソースは文脈に合わせて表示されるため、翻訳の品質が改善されます。 統合されたダイアログエディタでは、新しいテキストの長さに合わせてダイアログのレイアウトを調整できます。 テスト機能を利用して、確実にエラーのないローカリゼーションを行えます。 カスタムのテスト機能は、マクロとして追加できます。

翻訳メモリシステムのアドイン

ローカリゼーションプロジェクトでは、通常、ソフトウェアを最初に翻訳して、次にオンラインヘルプやユーザーマニュアルを翻訳します。 ソフトウェアの翻訳によって、ドキュメントの翻訳に重要なターゲット言語の用語や表現が決まります。 Professional Edition以上のSDL Passoloには、STAR(STAR Transit®、STAR TermStar®)SDL Trados(Translator's Workbench®、MultiTerm®、TagEditor®)の翻訳メモリシステムおよび用語データベースと、データを交換できるアドインが備わっています。

長文のテキストセグメント、文章、語句は、関連するTMXエクスポートを使用してTMシステムにエクスポートされます。 したがって、ソフトウェアのローカリゼーション過程で翻訳された文字列を、文書の翻訳で再利用できます。 これは特にエラーメッセージを含む文書の翻訳時に有効です。 フィルタは、特定のテキストセグメントのみをエクスポートするのに利用します。

用語をエクスポートする場合、関連プログラムに固有な詳細情報も含まれます。 ソースとターゲットの文字列に加えて、アクセスキーやキーの組み合わせに関する情報も利用できます。 テキストの取得元の情報もエクスポートされるため、ドキュメントを翻訳するときに、文脈に関する詳細な情報を確認することができます。 フィルタを使用すると、エクスポートを特定のテキストセグメントに限定できます。

翻訳者がSDL PassoloではなくサポートされているTMシステムで作業を行う場合、関連するXML交換形式でデータのエクスポート/インポートを行うのが最適です。 翻訳者は、それぞれのTMのエディタを使用して翻訳することができます。 エディタでは、翻訳時に変更してはならない情報を含むタグがロックされます。 翻訳者はその情報を参照できますが、変更することはできなくなります。

カスタマイズ

SDL Passoloの機能は、完全にカスタマイズ可能であり、変更や機能拡張に対応しています。 SDL Passoloの核となるコンセプトは、高度なオブジェクトモデルと組み込みのVBA互換スクリプトランタイムエンジンを含むCOMオブジェクトであるという点です。 この独創的なテクノロジにより、ニーズに合わせて個別にカスタマイズしたローカリゼーションソリューションを利用できます。 カスタマイズした場合でも、SDL Passoloの主要機能とその使い勝手の良さは変わりません。

特殊なニーズがある場合は、お客様が独自にSDL Passoloのカスタマイズを行うことができます。

特殊なニーズがある一方で、SDL Passoloをカスタマイズする時間とリソースがない場合、SDLがお客様のカスタマイズを支援いたします。 カスタマイズの要求仕様をSDLにお送りいただくと、分析のうえSDLがカスタマイズの詳細な提案をいたします。